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アーユルヴェーダで免疫力を高められる?免疫との関係を詳しく解説

アーユルヴェーダで使用されるオイルやハーブ

新型コロナウイルスの感染が拡大し、以前よりも自己免疫力を高めておくことが重要視されるようになってきました。

インドの伝統医学でもあるアーユルヴェーダでは、体質に基づいた食生活や生活習慣の改善が免疫力の向上を目指します。今回の記事では、このアーユルヴェーダでの免疫力の高め方について、ご説明いたします。

アーユルヴェーダにおける免疫の考え方

まずは、アーユルヴェーダにおける免疫の考え方をご紹介します。

アーユルヴェーダで教える健康とは

アーユルヴェーダの起源にはいくつかの説があります。何千年も前にリシと呼ばれる聖者が人里を離れた地で瞑想していたときに思いついたとされるのが、その中の1説です。

アーユルヴェーダでは、健康増進と病気の予防という2つの柱に焦点を当てており、自然と調和した生活を送ることで健康がもたらされると教えています。自然のリズムに沿った生き方をすることで、カラダ・心・五感のバランスのとれた状態を手に入れられます。

免疫とはライフスタイルの問題

アーユルヴェーダでは、免疫力をライフスタイル全体の問題であると考えています。これは単に手を洗うだけではなく、食べるものや毎日の生活習慣、ハーブやスパイスの摂取など、ライフスタイル全体として維持するものだと捉えています。

免疫とは消化能力の賜物

アーユルヴェーダでは、免疫力を優れた消化能力の賜物と考えています。腸のマイクロバイオームや「第二の脳としての役割を果たす腸」という概念が発見されるずっと前から、アーユルヴェーダではバランスのとれた消化能力が、全身の健康と病気に対する免疫力を高める鍵であることを伝えていました。

アーユルヴェーダが教える免疫力の高め方

続いて、アーユルヴェーダが教える、免疫力の高め方を3つご紹介します。

温かいもの、カラダを温めるスパイスを食べる

免疫力を守るための最初の推奨事項は、食べ物や飲み物の温度を上げることです。

アーユルヴェーダでは、消化は火のようなものだと表現されています。そのため、食事中に冷たい水を飲むと消化力が弱まり、お湯を飲むと消化を助けると考えられています。

また、消化力の弱まる夜の食事では、昼よりもしっかりと火を通した状態で食べる方がよいでしょう。ニンニク・生姜・ブラックペッパー・クローブなど、消化力を高めるスパイスを積極的に摂取するのもおすすめです。

ギーを使って料理を作る

ギーとは、バターを溶かして余分なものを取り除いて作る純度の高いオイルです。インドで生まれたギーは、料理だけでなく治癒効果もあるといわれており、重宝されています。

ギーには脂肪の分解・燃焼・抑制をする効果があり、摂取すると直接肝臓に取り込まれ、脂肪に変換されることなくエネルギーとして消費されます。そのほかにも、抗酸化作用の強いビタミンなども含まれているので、ダイエット効果だけでなく老化防止効果も期待できるでしょう。

したがって、通常の油の代わりにギーを料理に使うことで、どんな体質の人でも免疫力を高められるのです。

毎日大さじ1杯のハチミツを飲む

アーユルヴェーダでは、ハチミツには免疫力を高め、毒素を浄化する効果があるとされています。風邪・咳・のどの痛みなどの予防や対策に最適です。

熟成ワインの概念と同様に、ギーやハチミツのような特定の物質から得られる薬効成分は、実際には時間をかけて増加すると信じられています。

したがって、ハチミツを直接購入する場合は、最低でも1年かけて熟成した非加熱処理のハチミツを購入するのがおすすめです。

まとめ

今回の記事ではアーユルヴェーダにおける免疫の考え方、また免疫力の高め方についてご紹介しました。

「Detox Salon Kunico」では、お客さまの身体的・精神的問題の根本的な原因に対処し、あらゆる問題を解決できるよう、お悩みに向き合います。免疫力を高め、より健康的な生活を送れるようになるために、アーユルヴェーダの施術を取り入れたい方は、ぜひ「Detox Salon Kunico」にご相談ください。